2020年06月12日

人生のバイブル本📕にもなっている
松下幸之助さんの
道をひらくより
時を待つ心 のページを
シェア したいと思います。
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何ごとをなすにも
時というものがある。
時、それは人間の力を超えた、
目に見えない大自然の力である。
いかに望もうと、
春が来なければ桜は咲かぬ。
いかにあせろうと、
時期が来なければ
事は成就(じょうじゅ)せぬ。
冬が来れば春はま近い。
桜は静かにその春を待つ。
それはまさに、
大自然の恵みを
心から信じきった姿といえよう。
わるい時がすぎれば、
よい時は必ず来る。
あせらずあわてず、
静かに時の来るのを待つ。
時を待つ心は、
春を待つ桜の姿といえよう。
だが何もせずに待つことは
僥倖(ぎょうこう)を待つに等しい。
静かに春を待つ姿は、
一瞬の休みもなく
力をたくわえている。
たくわえられた力がなければ、
時が来ても事は
成就しないであろう。
時を得ぬ人は静かに待つがよい。
大自然の恵みを心から信じ、
時の来るを信じて、
着々とわが力をたくわえるがよい。
着々とわが力をたくわえる人には、
時は必ず来る。
時期は必ず来る。
待てといわれればなおあせるのが
人情である。
だが、
自然の理は
わがままな人情には流されない。
冷たいのではない。
静かに時を待つ人には、
暖かい光を注ぐのである。
おたがいに時を待つ心を養いたい。
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言わずと知れた名著なので、
全国のほとんどの図書館に
置いてある本だと思います。
この本を手元にお持ちでない方、
Kindle版もあるようですが、

私は、単行本の方がいいです。

言葉ランキングにも
今回の
時を待つ心がランクイン!
↓

どちらも
【試し読み】
ができるようですので、
それだけでも
心に刺さる言葉の出会いが
あるかと思います。
この本の良いところは、
小説のように最初から
順にページをめくる必要がなく、
目次から気になったページを
拾って読んだり、
おみくじ感覚で開いたページに
目を通すのも
面白い読み方だと思います。
たまたま開いたページが
意味深く、
シンクロだったりすることも…
本の大きさは、
どこでも持ち歩けるよう
手頃で小さく、
それでも
文字の大きさは小さ過ぎず…
💍宝石を手放しても、
この本📕は手放せい1冊…
プレゼント🎁にも
イチオシ 本です。
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